ドコモのポケットWifiを私が全くオススメしない3つの大きな理由

通信サービス会社大手の中でも筆頭のドコモ(docomo)。
携帯電話の販売や固定式光回線ドコモ光のサービスなど、全国で多くのシェアを誇っているキャリアですが、私の中ではドコモのポケットwifiだけは、皆様にオススメすることができません。
理由としては大きく3つあるのですが、もちろん、メリットもあります。
しかし、デメリットのほうが大きく、残念ながらおすすめできないサービスなので、その理由を解説していきたいと思います。

 

ドコモのポケットWi-fiの料金プラン

ドコモのポケットWi-fiの料金プラン

早速、ドコモのポケットWifiの料金プランを見てみましょう。
データ通信を利用するには、「基本プラン」+「パケットプラン」+「インターネット接続サービス」の3種類を契約する必要があります。

基本プラン
月額の基本使用料です。
2年定期契約では1,200円/月、定期契約なしでは2,700円/月となります。

インターネット接続サービス
インターネットに接続するには契約が必要です。「mopera U シンプルプラン」がポケットWifi用で、200円/月となります。

パケットプラン」は以下のように使用したいデータ量に応じて契約することになります。

個人/家族 パケットパック名

(データ使用量)

月額料金 データの共有可否

(有料)

データの繰越可否
個人 ベーシックパック(~1GB 2,900円

×

ベーシックパック(~3GB 4,000円

×

ベーシックパック(~5GB 5,000円

×

ベーシックパック(~20GB 7,000円

×

ウルトラデータLパック(~20GB 6,000円

ウルトラデータLLパック(~30GB 8,000円

家族 ベーシックシェアパック(~5GB 6,500円

×

ベーシックシェアパック(~10GB 9,000円

×

ベーシックシェアパック(~15GB 12,000円

×

ベーシックシェアパック(~30GB 15,000円

×

ウルトラシェアパック30(~30GB 13,500円

ウルトラシェアパック50(~50GB 16,000円

ウルトラシェアパック100(~100GB 25,000円

注意書きとして

当月利用のデータ使用量の合計が契約プランのデータ使用量を超過した場合は「リミットモード」となります。
「リミットモード」では、インターネット接続の速度が128Kbpsに規制されます。

繰り越しに関しては、該当月に利用可能データ量に達しなかった場合、残データ量に関して1GB単位で翌月に繰り越すことが可能です。
1GB未満のデータ量に関しては繰り越しの対象外です。

 

データ使用量の上限によって料金が変わる

パケットプランの特徴は、使用したデータ量に応じて料金が変わっていくことです。
1GB~100GBまで細かく料金設定されています。また、1GB単位で追加購入も可能です。

 

ドコモユーザーならデータ使用量をシェアできる

契約したデータ使用量を家族内または別の端末との間でシェア(共有)することが可能です。
ただし、事前に契約し、利用料500円/月が必要です。
「個人」の場合は、同一名義での契約のもう1台別の端末を登録することが出来ます。
登録にあたり利用料500円/月が必要です。
「家族」の場合は、「シェアパック」を設定することが出来ます。
代表回線の方が、シェアパック(6,500円/月~25,000円/月)をご契約し、子回線となっている方がシェアオプション(500円/月)に加入することで、1つのグループとなります。
そのグループをシェアグループと呼びます。このシェアグループの中では、契約したシェアパックのパケットを共有することができます。

 

ドコモユーザーには割引

ドコモを契約している年数によりパケット料金の割引をしてもらえるサービスです。
4年以上ドコモと契約がある場合は、「ウルトラデータLパック(~20GB)」では、毎月800円の割引が受けられます。

 

ドコモのポケットWi-fiのメリットとは?

ドコモのポケットWi-fiのメリットとは?

次にドコモのポケットWifiの特徴を見ていきましょう。

 

対応エリアが広い

何と言っても、日本での携帯電話サービスを最初に提供した会社です。
歴史も長いので日本最大の移動通信ネットワークを持っており、サービスが対応できるエリアも最大です。
ほぼ日本全国で利用可能と言っていいでしょう。

 

通信速度が速い

ネットワークが整備されている分、インターネット接続も安定しています。
接続が不安定だと、通信の途中で切断され、再度最初から送信する必要が生じます。
これにより実際に送信できるデータ量が減り、結果的に通信速度が低くなります。
逆に接続が安定していれば、接続速度に近いデータ通信速度が得られます。
このためドコモのネットワークは比較的通信速度が速くなるのです。

 

海外でも使える

現在、ドコモで契約している端末を海外でも利用できるようにするサービス「World Wing」を提供しています。
事前に「World Wing」を契約し、使用中の端末が渡航先の国で利用可能かどうかを確認します。
利用可能であれば、使い方に応じて必要なパケットプランを購入して現地で利用することになります。
例えば、24時間利用で980円のサービスがあります。
データ使用量ではなく、時間制のサービスです。
これ以外にもデータ使用量に応じたプランも用意されています。

 

それでもドコモのポケットWifiがおすすめできない理由

それでもドコモのポケットWifiがおすすめできない理由

ここまで「ドコモのポケットWifi」サービスをみてきましたが、残念ながらおすすめできない理由がいくつかあります。
かなり重要なポイントなのでしっかり確認してください。

 

月額料金が高い

何と言っても、料金が高いです。
そもそも「基本プラン」+「パケットプラン」+「インターネット接続サービス」の3種類を契約する必要があります。
「基本プラン」+「インターネット接続サービス」だけで、1,400円になり、この上にパケットプランを購入する必要があります。
ライバルのソフトバンクのポケットWifiサービスではデータ使用量7GBのプランで3,696円(キャンペーン適用後、通常は4,196円)となっています。
似たような契約でドコモの「ベーシックパック(~5GB)」を契約すると1,400円+5,000円=6,400円になってしまいます。
大手キャリアの中でも最高値級の料金です。

 

無制限プランがない

最近のみなさんのインターネットの利用状況をみれば、「データ使用量無制限」が基本ですよね。
データ使用量を気にしながら映画を見るような生活は楽しくありませんね。
でもドコモには無制限プランは残念ながらありません

 

契約データ使用量後は極端に速度が遅くなる

この月契約データ使用量を超えると、インターネット接続速度が128Kbpsに規制されます。
ドコモではこれを「リミットモード」と呼んでいます。
そしてこの規制は月末まで続くことになります。
128Kbpsというのは、メールの本文を見るくらいで、画像ファイルそしてビデオにいたっては、ほぼ見るのは不可能な速度です。
SNSにも満足にアクセスできないなら、インターネット接続とは言い難いですね。

 

ドコモ以外のポケットWifi料金を比較

ドコモ以外のポケットWifi料金を比較

ここでは、ドコモ以外のポケットWifiの料金を見ていきましょう。

 

ソフトバンクの月額料金

データし放題フラット」と呼ばれるプランでは、1ヶ月のデータ使用量の制限があり、7GBを超えると速度規制がかかり、月末までインターネット接続が128Kbpsとなってしまいます。
料金は、2年契約の場合通常4,196円/月ですが、現在キャンペーン中で、3,696円となります。
2年契約をしない場合は、毎月1,000円が基本料金に加算されるので、キャンペーン適用でも、4,696円となります。
また、この特典を受けるためには、指定された機種(ルーター)を選ぶ必要があります。
現在選択できるのは「601HW」のみのようです。

また「データシェアプラス」というプランでは、スマホで加入中のデータ定額サービスのデータ量を、ポケットWi-Fiでも利用できるサービスです。ソフトバンクのスマホユーザー向けの追加サービスになります。
親回線で契約したデータ量を子回線(最大5回線まで)で分け合うことが出来ます。
具体的には、親回線で定額50GBを契約した場合、契約した子回線との合計が50GBになるまでデータ量を分け合えることになります。
なお、契約にあたっては、1つの子回線あたり500円/月の料金がかかります。
また、子回線にポケットWifiを契約する場合には、ポケットWifiの基本料金1,900円(キャンペーン中で1,400円)の支払いも必要です。

最近始まった「ソフトバンクエアー」というサービスもあります。
ポケットWifiではありませんが、部屋の据え置き型ルーターのみになります。
どちらかと言えば固定インターネット回線の置換を狙ったサービスだと思います。
月3,800円でデータ通信量無制限、最大ダウンロード速度261Mbpsとなっています。
ただし、速度に関しては

「ベストエフォート形式のため、お客様の通信環境により実際の通信速度は変化します。
ご利用の集中する時間帯(夜間など)は、サービス安定提供にともなう速度制限のため、通信速度が低下する場合があります。
動画やファイル交換ソフトなどをご利用の場合は速度が低下する場合があります。
詳しくはSoftBank Airの速度制限などについて、をご確認ください。」

という注意書きがあり、特定のファイルや特定の個人(高負荷の原因と判定された場合)の速度規制が行われることがあるようです。

 

auの月額料金

スマホの大手キャリアであるauが提供する「ポケットWifi」サービス。
実は「WiMAX2+」を利用したサービスなのです。
ということは、UQコミュニケーションズなどが提供する「WiMAX2+」と全く同じサービスになります。
すなわち、ドコモやソフトバンクが提供するポケットWifiではLTE(4G)が利用されているのですが、auでは異なる無線技術でサービスを提供しています。
auが提供する「WiMAX 2+ フラット for DATA EX」というサービスでは、データ使用量は無制限となっています。
ただし、連続する3日間で10GBを超えると速度規制が実施されることになります。
月額料金は4,380円(キャンペーン適用後)となっています。

 

Y!Mobileの月額料金

ソフトバンクの「格安版」という位置づけの「Y!mobile」。
スマホでもかなり積極的なプランを提供していますが、ポケットWifiでも本家ソフトバンクを超えた魅力的なプランを出しています。
Pocket Wifi プラン2」はソフトバンクの「データし放題フラット」と全く同じプランで、料金も同じ月、3,696円となっています。
ただし、「Y!mobile」ではこれに追加できる「アドバンスオプション」(684円/月)というサービスがあります。
通常プランでは、毎月7GBのデータ使用量制限を超えると以降月末まで128Kbpsにインターネット接続速度が規制されます。
アドバンスオプション」を付加すると
・毎月のデータ使用量は無制限
・連続3日間のデータ使用量が10GBを超えると、翌日の18:00~翌々日の1:00までインターネット接続速度を1Mbpsに規制する
というものです。
ポイントは、3日間でデータ量を測定するので一度規制されても、数日で規制解除に出来る、そして規制速度が128Kbps→1Mbpsと8倍速くなっていることです。
128Kbpsだと、メールチェックも厳しいですが、1Mbpsあれば標準画質ならNetflixなどの映画も見られる可能性があります。

 

WiMAX2+の月額料金

先ほど、auのところでも触れた「WiMAX2+」ですが、UQコミュニケーションズのネットワークを使用して、10社以上のプロバイダー(インターネット接続サービスを提供する会社)がプランを出しています。
その中からいくつかを書いておきます。
これらはすべて「ギガ放題」(データ使用量無制限)の契約です。
またキャッシュバックを含めた実質月額も最下段に書いておきますので参考にしてください。

GMOとくとくBB

Broad WiMAX

UQ WiMAX

So-net

端末料金 0円 0円 0円 0円
キャッシュバック 38,000円 0円 3,000円 0円
月額料金

1ヶ月、2ヶ月)

3,609円 2,726円 3,696円 3,380円

 

月額料金

3ヶ月)

4,263円 3,411円 3,696円 3,380円

 

月額料金

(~24ヶ月)

4,263円 3,411円 4,380円 3,380円

 

月額料金

(~36ヶ月)

4,263円 4,041円 4,380円 3,380円

 

3年合計金額 114,160円 128,986円 152,628円 121,680円
実質月額 3,171円 3,583円 4,240円 3,380円

ドコモを契約して毎月5GBで6,400円支払うことを考えると、無制限でもっと安くなるWiMAX2+はかなり魅力的だと思います。

 

料金以外でもWiMAX2+がおすすめする理由

料金以外でもWiMAX2+がおすすめする理由

料金では魅力的なプランがある「WiMAX2+」ですが、それ以外にもおすすめする理由がありますので、以下をご覧ください。

 

無制限プランがある

ギガ放題」と呼ばれるプランでは、「データ使用量」は無制限です。
唯一ある制限は、3日間のデータ使用量が10GBを超えた場合に速度規制がかかることだけです。

 

速度規制後でも通信速度が速い

連続した3日間でデータ使用量が10GBを超えると、翌日の18:00~翌々日の2:00までインターネット接続速度が1Mbpsに制限されます。
スマホなどでは128Kbpsに制限されネット検索すら難しい場合もありますが、1Mbpsあれば、Netflixなどで標準画質であれば映画を見ることも可能です。
速度規制後の速度が速いのもWiMAX2+の「ギガ放題」の特徴になっています。

 

まとめ

ここでは、ドコモのポケットWifiサービスの内容を詳細に見てきました。
詳細に見るとあまりお得ではないことが浮かび上がってしまいました。
もちろんスマホや家の光回線などと組み合わせた、割引まで考えるとプランによっては安いこともあるかもしれません。
ただ、データ通信で見ればあまりおすすめできないので、最後にWiMAX2+のサービスについても書いておきました。
ぜひ、データ通信契約の参考にしてください。