WiMAX2+と格安SIMを比較|併用し組み合わせて使う便利な方法も紹介

使い放題もある「WiMAX2+」と、安いことで有名な「格安SIM」は、インターネット接続をお考えの方には、興味がある分野だと思います。
でも、どんなサービスで、どう使えばお得になるのか、ちょっとわかりにくい面もあるます。
そこで、ここでは、2つのサービスに絞って、比較と解説をしていきます。
あなたのライフスタイルによっては、どちらかを選ぶよりも、両方を組み合わせた方がお得なこともありそうです。

 

WiMAX2+と格安SIMはどう違う?

WiMAX2+と格安SIMはどう違う?

「WiMAX2+」の「格安SIM」も、いわゆる大手キャリア(ドコモやソフトバンクなど)に比べて、格安でサービスを利用できるものです。
インターネット専用の格安サービスが「WiMAX2+」、一方の「格安SIM」は電話とインターネットの両方のサービスを利用することができます。

 

データ通信専用のWiMAX2+

「WiMAX2+」はUQコミュニケーションズを中心に10社以上のプロバイダー(サービス提供会社)が提供する無線インターネット接続サービスです。
スマホが使用するLTE(4G)とは少し異なる無線技術を使用しています。
使用する周波数帯(バンド)が異なるので、ドコモなどとは、異なるネットワーク(通信設備)を使用してサービスが提供されます。
利用方法は、ルーターと呼ばれる端末を使って「WiMAX2+」のネットワークに接続、あなたのスマホやタブレットはWifiを使用してルーターに接続することでインターネットに接続できるようになります。

 

電話もできる格安SIM

「格安SIM」は、IIJなどのMVNO(仮想移動体通信事業者)が、ドコモなど大手キャリアのネットワークを利用して、割安のサービスを提供するものです。
大手キャリアと同じように電話とインターネット、両方のサービスを利用できます。
設備を持たず、店舗もほとんど持たないことでコストを下げる努力をしてMVNOは大手キャリアよりも安い価格でサービスを提供できるようにしています。
MVNOはSIMカードを販売しており、このMVNO専用SIMカードをあなたのスマホやタブレットに差すことで、MVNOのネットワークに接続して電話やインターネットのサービスを利用します。

 

端末は互換性がある?

「WiMAX2+」では、大手キャリアのネットワークとは別のネットワークを使用するので、大手キャリアで使用するルーターとは、まったく異なるルーターを使用しなければなりません。
このルーターは、「WiMAX2+」を契約する時にプロバイダーから購入することが出来ます。

一方で「格安SIM」は、大手キャリアと同じネットワークを利用するため、今まで使用していたスマホなどがそのまま使用できる可能性があります。
「可能性がある」と書いたのは、大手キャリアでは契約時に「SIMロック」と言って、契約したキャリア以外では利用できないようにする制限を設けている場合があるからです。
この「SIMロック」がない状態を「SIMフリー」と呼んでおり「SIMフリー」のスマホなどは、「格安SIM」に差し替えることでそのまま利用可能です。

 

データ通信プランの場合はどちらがお得?6つのポイントを比較!

データ通信プランの場合はどちらがお得?

最近のみなさんは、電話よりもインターネット接続が中心なので、ここではインターネットを利用するためのデータ通信プランを中心に、「WiMAX2+」と「格安SIM」を見ていきましょう。

 

月額料金〜圧倒的な安さの格安SIM

いずれも契約料金支払いは月払いです。
「WiMAX2+」の最安値は、2,726円(データ使用量無制限、割引適用)となります。
最初の数ヶ月だけではありますが結構安いです。その後でも4,000円程度。

一方「格安SIM」では、425円(データ使用量3GB、割引適用)がありました。
期間限定で、通常の半額となっています。その後は1,000円程度。
金額だけを見れば、「格安SIM」が圧倒的に安いです。
ただし、使用できるデータ量には大きな差があります。
価格をみれば当然ですよね。

 

初期費用〜WiMAX2+は全部込みで0円になる場合も

続いて、「初期費用」です。
サービス開始時には、事務手数料などの名目で「初期費用」がかかります。
これは、新規にサービスを開始するにあたり、お客様の情報をシステムに登録するための費用、人件費です。
「WiMAX2+」では、各プロバイダーとも3,000円となっています。
ただし、Broad WiMAXだけは、これ以外に18,857円を請求します。
といってもキャンペーン適用されると無料になり、ほぼみなさんキャンペーン適用ですね。
このためどのプロバイダーでも実質3,000円のみ。
この3,000円に関しても期間限定キャンペーンなどで実質無料になる場合もあります。

「格安SIM」でも、同じ3,000円です。
一部のサイトを経由してMVNOのサービスを申し込むと初期費用が割引になることもあります。

 

速度、安定感〜WiMAX2+は速度や安定感が抜群

気になる「速度」、「安定感」です。
以下に一般的な傾向を示します。
「速度」「安定感」は個人的な体感、そして利用する場所や時間、環境に影響されるのでご注意ください。
「WiMAX2+」は、専用のネットワークを使用しているので、UQコミュニケーションズが積極的に設備投資をしています。
このため、比較的高速で安定的なサービスが提供されます。
ただし、「WiMAX2+」の電波の特性上高層ビルの合間などでは、つながりにくい状況もあります。

一方「格安SIM」では、大手キャリアのネットワークをMVNOと呼ばれるプロバイダーが借用してサービスをしているので、多数のユーザーと共有しています。
その分ネットワークの設備も増強されていますが、同時にインターネット接続するイベントでは付加が集中し、つながりにくい状況になることもあります。
また、速度も「WiMAX2+」に比較すると低くなっているようです。

 

無制限プラン〜安心のギガ放題プランは?

ビデオや映画をたくさん見る方には、一番気になる「データ使用量」の比較です。
「WiMAX2+」には、「ギガ放題」という「データ使用量無制限」のプランが用意されています。
ただし、3日間で10GBを超えると翌日の18:00~翌々日の2:00までダウンロード速度が1Mbpsに制限されます。
でも、1MbpsあればNetflixなどのビデオを標準画質で見るなら十分な速度です。

一方「格安SIM」では、データ使用量を自分に合わせて購入することになります。
10GBで2,000円ほどになります。
映画をたくさん見る場合は、これでは足りないでしょうね。
追加で購入していくことも可能ですが、割高になっていきます。

 

契約縛り〜2年縛りがネックなWiMAX2+、比較的自由な格安SIM

契約時に気になるのは、契約期間ですね。
「WiMAX2+」では、2年または3年の長期契約が必要です。
いったん契約しても最初の1-2週間で、サービスに満足できなければ解約は可能ですが、それ以降は契約が満了する前に解約すると違約金が必要になります。
このため、契約時はよく考えて契約することをおすすめします。

「格安SIM」では、データ通信のみのプランでは、契約期間や解約時の違約金は発生しません
つまり必要な月だけ契約することが可能です。
電話も使える音声付プランの場合は事情が異なり、契約期間や解約時の違約金が発生しますので詳細は各MVNOに確認しておく必要があります。

 

端末の準備や設定〜格安SIMは全部自分で!?

サービスを利用する場合に、端末の設定が必要ですが、この差はどうなのか見ておきましょう。
「WiMAX2+」では、プロバイダーとの契約時に、ルーターと呼ばれる端末をどれにするか選択する画面が出てきます
ここで自分が使いたいルーターを選択して、有料または無料でプロバイダーから送付してもらいます。
到着すると本体とSIMカードが入っていますので、SIMカードを本体に差して電源をいれれば、サービス利用可能です。

一方「格安SIM」では、SIMカードだけを購入して、スマホやタブレットなどの本体は自分で用意することになります
もちろん、自分で用意できない方用に各MVNOでも購入できる画面もあります。
購入したSIMカードは、自分のスマホに差して、APNと呼ばれるプロバイダー設定をおこなってから利用する必要があります。
このあたりは、SIMカードと一緒に送付される説明書の内容にそって実行することになります。

ここで「格安SIM」利用時の注意として、あなたのスマホが「SIMフリー」であることが必要です。
今のキャリアとの契約時に「SIMロック」されてスマホで契約している場合、そのままでは「格安SIM」が使えないことがあります。
まずは、今契約しているキャリアにあなたのスマホが「SIMロック」されているどうか確認してください。
「SIMロック」の場合は、手数料を支払って「SIMフリー」にしてもらうことも可能です。

利用スタイルでおすすめは変わる?

利用スタイルでおすすめは変わる?

では、それぞれのサービスがどんな方に向いているかを見ておきましょう。

 

WiMAX2+はこんな人におすすめ

WiMAX2+はズバリ、こんな人におすすめです!

「インターネット大好き」
「映画、ビデオいつも見てます」
「電話はSkypeやLINEで十分」

という方です。
つまり、毎月データ使い放題で、使用量を気にせずにインターネット接続したい、という方です。
「WiMAX2+」では、「ギガ放題」という「使用データ量無制限」のプランが用意されており、速度規制されても引き続き1Mbpsで利用可能です。
これならビデオを見ることも可能です。
ポケット型のルーターを選べば、外出時もポケットやカバンに入れておけば、いつでもインターネット接続可能、あなたの強い味方になります。

格安SIMはこんな人におすすめ

格安SIMはこんなタイプや考え方の人にオススメです!

「スマホだけで利用」
「インターネット使うけど、ちょっとお店検索くらい」
「今はLINE電話でいいけど将来は普通の電話も使うかも?」

「格安SIM」では、ルーターのような別の端末を一緒に持ち運ぶ必要はありません。
お持ちのスマホのSIMカード交換なので、持ち物はいっさい増えません。
でも、ドコモなどの大手キャリアと同等のサービスを低額で利用できます
特に使用データ量が少なければ大幅に料金を下げることも可能です。
将来、電話も使えるようにプラン変更で対応可能です。

 

合わせ技でお得?WiMAX2+と格安SIMを併用してお得に使う方法!

WiMAX2+と格安SIMを併用してお得に使う方法

最後に、「WiMAX2+」と「格安SIM」を選ぶのではなく、併用することでお得になる方もいるかもしれません。
あなたの使い方をチェック。

 

WiMAXと格安SIMを併用すべき人はこんな人

ここで、想定しているのは、

「LINE電話やSkypeだけでなく普通の電話も使う」
「ネットで映画もたくさん見る」
「いつでもどこでもインターネットにつながっていたい」

というあなたです。

 

ネットをWiMAX、電話を格安SIMで使い分ける

おすすめは、インターネット接続用に「WiMAX2+」、電話用に「格安SIM」という併用パターンです。
それぞれに選ぶべきプランは、次のようになります。

「WiMAX2+」ではもちろん「ギガ放題」
これなら、月にいくら使っても料金は変わりません。
映画もビデオも見放題です。
ただし、外出時には必ずルーターも持ってくださいね。

「格安SIM」では、電話付きの最安値のプランを選びます。
付属するデータ量は一番少ないものにしましょう。
これで、110番や119番もかけられるようになります。
LINE電話では緊急電話はかけられません。

 

WiMAXと格安SIMを組み合わせるメリット

大手キャリアで、電話とデータ大容量データパックを契約すると月額10,000円ほどになりますが、「WiMAX2+」と「格安SIM」の併用だとMVNOやプロバイダーの組み合わせにもよりますが、月額5,000円に節約できます。
1年で60,000円も安くなるのです。

 

まとめ

今回は、「WiMAX2+」と「格安SIM」の比較や併用による組み合わせの便利な使い方などについて解説しました。
「WiMAX2+」はデータ使い放題だけど、電話が使えない・・・「格安SIM」のデータパックは料金が結構高い・・・という状況です。
こんなお互いのデメリットをなくしたい方向けに、併用による組み合わせ使用のお話もしましたが、参考になったでしょうか。
「WiMAX2+」は、今「格安SIM」を使っているけど、速度が遅い、データ量が少ないなどの不満を持たれている方には、実は最高のオプションプランかもしれません。
みなさんの使い方に合わせて検討してみてください。