WiMAX2+が繋がらない? よくある原因と対処法を解説

最近、大注目の高速無線インターネットの「WiMAX2+」。

無線なので外出先でもインターネットを満喫できます。

でも、無線で目に見えない分うまく接続できない時にどうしたらいいのか、わかりにくい場合もあります。

そこで、今回は「WiMAX2+」を利用しているのに、繋がらない、うまく接続できない等のケースで、どんな対応をしたらいいかを解説していきます。

WiMAX2+が繋がらないよくある原因

「WiMAX2+」がつながらないよくある原因

「繋がらない、接続できない」と言っても、原因はいろいろあります。
例えば

・実はつながっている場合
・場所が問題の場合
・設定が問題の場合
・ハードウェアの問題の場合
・「WiMAX2+」が問題の場合

などがあります。

急いでネットで何かを調べようとしたときに接続できないと、焦ってしまいますよね。

このため、日ごろからどんな原因があるかを知っておくと、いざという時にすぐに対処できる可能性があります。

1つずつ原因を見ていきましょう。

実はつながっている場合

実はつながっている場合

どこかのページにアクセスした場合に、応答がないので「つながっていない」と判断しがちですが、実は接続は正常であることも、結構あります。

無効なアドレスにアクセスしている

典型的なのは、このケースになります。

最近は、URLを1文字ずつ入力することは少なく、キーワードを検索して、その結果のリストから選択される方が多いと思います。

でも、URLを入力する必要がある場合、1文字の間違い、大文字小文字の間違い、O(アルファベットのオー)と0(数字のゼロ)の間違いなど、ちょっと見ただけではわかりにくい間違いもスマホやパソコンにとっては大きな差で、希望のページにアクセスすることは出来ません。

他のページにアクセスできるようであれば、間違ったアドレスを入れている可能性大です。

速度規制がかかっている

「WiMAX2+」では、速度規制がかかることがあります。

プランによって速度規制の内容が異なりますので確認しておきましょう。

「Flat ツープラス ギガ放題」とは

「Flat ツープラス ギガ放題」はデータ使用量無制限プランです。

速度規制(ダウンロード時のインターネット接続の速度を制限すること)はありますが、データ使用量には制限がありません。

パソコンやスマホでインターネットをたっぷり楽しみたい方におすすめです。

*速度規制

連続した3日間でデータ使用量が10GBを超えると、翌日の18:00~翌々日の2:00までインターネット接続速度が1Mbpsに制限されます。

スマホなどでは128Kbpsに制限されネット検索すら難しい場合もありますが、1Mbpsあれば、Netflixなどで標準画質であれば映画を見ることも可能です。

速度規制後の速度が速いのもWiMAX2+の「ギガ放題」の特徴になっています。

「Flat ツープラス」とは

「Flat ツープラス」は、月間データ使用量が7GBして、料金をおさえたプランです。

サイトの閲覧やメールなど、必要最低限の利用という方におすすめです。
7GBを超えると以下の速度規制が適用されます。

*速度規制(7GB)

当月の「WiMAX 2+」「au 4G LTE」の通信量の合計が7GBを超えた場合に、当月末までの「WiMAX2+」「au 4G LTE」の通信速度が送受信最大128kbpsに制限されます(通信速度の制限は、翌月1日に順次解除されます)。

「Flat ツープラス」の方は要注意

速度規制後、「Flat ツープラス ギガ放題」ではおおむね1Mbps、「Flat ツープラス」ではおおむね128Kbpsに速度規制されます。

特に「Flat ツープラス」を契約されている方で速度規制を受けると、テキストベースのメールの本文を見るくらいはそれほど問題ありませんが、写真が多いサイトを見たり、YoutubeやNeflixにアクセスしてビデオを観ようとしたりするとクリックしてもダウンロードが延々と継続する可能性があります。

これは、接続されていないのではなく、接続されているがパイプが細い(ダウンロードの速度が遅い)ので非常に時間がかかっているのです。

この問題の解決には、速度規制が解除されるまで待つしかありません。

場所が問題の場合

場所が問題の場合

「WiMAX2+」は高速無線インターネットなので、接続しようとする場所によっては、電波が届きにくい場合もあります。

エリア外にいる

最近は、サービスが提供されているエリアもずいぶん広がったので、サービスエリア外というケースはあまりないと思いますが、念のため以下をチェックしてみてください。

自分の地域は対応エリア?3つの確認ポイント

「ほぼ全国的に使える」と言われても、結局ご自分の使いたい場所はどうなのか?が一番重要です。

ここでは、確認方法に関して説明していきましょう。

まずはピンポイントエリア判定でチェック

UQコミュニケーションズのホームページでは、住所を入れるとサービス提供状況を〇、△、×で教えてくれます。

他のプロバイダーでも似たようなページがありますが、そもそもUQコミュニケーションズのインフラを使用しているので、こちらで確認しておけば大丈夫です。

お住いの住所だけでなく、会社や学校でも使用予定であれば、そちらの住所でも確認しておきましょう。

ただし、〇となった場合でも「ただし、建物周辺の地形、建物形状、建物内の利用階数・窓からの距離・利用場所等により通信しにくい場合や、圏外となる場合があります。」という注意書きがついていることもあります。

サービスエリアマップを使えばさらに詳しく調べられる

さきほどの、UQコミュニケーションズのページには、別のタブにサービスエリアマップがあります。

こちらでは、Googleマップ上でさらに詳細な状況を確認することが出来ます。

エリアの判定は、

2019年1月末時点の440Mbps対応エリア
2019年1月末時点のWiMAX 2+サービスエリア
2019年4月末までに拡大予定のWiMAX 2+サービスエリア

のように、分類されており今後の拡大予定も確認できるようになっています。

エリア内であっても電波が届きにくい

「WiMAX2+」では、サービス提供エリア内にいても電波が届きにくい場所にいると通信速度が遅くなったり、インターネットに接続できなかったりすることがあります。

WiMAX2+では、スマホのLTEに比べ高い無線周波数(2.5GHz)を使用しているため、電波が届きにくい場所が出来やすいです。

これは無線の特性上どうしようもありません。以下にもう少し説明しておきます。

ビル街、鉄筋の建物内、地下街など

高層ビルが立ち並ぶ街中、鉄筋の建物の中、地下街などは近くに基地局があっても電波が届きにくい場所です。

スマホの電波は届いても「WiMAX2+」の電波が届かないこともあります。
特に「WiMAX2+」の電波は建物の裏側には回り込むことが不得意なのでビルの表と裏で状況が変わったりします。

自宅でも通じない!?そんなことあるの?

ご自宅の場合、高層階の部屋、高層マンションのはざまなどでは電波が届きにくい場合があります。

また、窓際では電波が届くが、離れたリビングや寝室だと電波が拾えないケースもあります。

特に鉄筋のマンションなどでは、部屋や場所による差が出ることがあります。

サービス提供エリア内でもピンポイントで使えない場所がある

先ほども書きましたが、WiMAX2+の電波は基地局という設備から発信されています。

この電波は基地局から円を描いてある範囲に届けられます。

基地局はこの円を考えながら設置されていきますが、時には円と円のギャップ(はざま)が出来ることがあり、この場所では電波が受けられない、サービスが使用できないことがあります。

もちろんUQコミュニケーションズではこのような場所がなくなるように日々チェック、増強しています。

設定が問題の場合

設定が問題の場合

これは「WiMAX2+」に限りませんが、設定やソフトに問題がある場合です。

ウイルスソフトがブロックしている

アクセスしようとしているサイトとウイルスソフトの設定によっては、そもそもウイルスソフトが接続をブロックしてしまうことがあります。

これは、対象のサイトに問題があるという場合のアクションになりますので、まずはアクセスしようとしているサイトが正しいかを確認してください。

その上で、どうしてもこのサイトにアクセスが必要な場合は、ウイルスソフトに除外の設定を追加する、ウイルスソフトを停止するなどの処置が必要になります。

ウイルスソフトを停止するのは、非常に危険ですので確認の上、ご自身の判断と責任でお願いします。

設定や接続の方法が間違っている

これは、インターネットに接続する場合に使用するブラウザーと呼ばれるソフトの設定です。

ブラウザーの設定によっては、一部のサイトはインターネット接続がない状態(オフライン)でも以前のデータを見ることが出来ます。

これを接続が正常と勘違いをして他のサイトにアクセスしてしまうと、うまくつながらない現象になります。

また、DNSというインターネットの住所録の機能を持つサーバーのアドレスを指定することが出来ます。

通常は、わざわざ設定を変更して特別なアドレスを入れる必要はありません。

ただ、別の理由で変更した後にそのままにして、別の場所からインターネットにアクセスしようとする場合(例えば会社で設定をして、そのまま家から接続しようとする場合)、DNSサーバーに接続できない場合があります。この場合は、自動取得にすれば解決することがあります。

ソフトやアプリの設定が変わっている

上記のウイルスソフトやブラウザーの設定が何らかの理由で変更になってしまうと説明したような現象となり、インターネットに接続できない場合があります。

この場合は、変更されたソフトを見つけ出してもとに戻すしか対策はありません。

ハードウェアの問題の場合

ハードウェアの問題の場合

時には、ハードウェアが故障していることもあります。

ルーターが故障している

これは、「WiMAX2+」のプロバイダーから無料または有料で支給されたデータ端末(ルーター)の調子が悪い場合です。

そもそも、正常時にはどのランプがつけばいいのかはマニュアルに書いてありますので、まずはランプをチェックしてみましょう。

スマホやパソコンのWifiモジュールの性能が低い

10年以上前のパソコンを使用されている場合は、データ端末(ルーター)と接続するWifiの規格が古いものしかなく、接続できても非常に速度が低い場合があります。

通常、高速のインターネット接続に慣れていると、待ち時間が非常に長くなるので、ほぼ接続できないという体感になってしまいます。

スマホはそれ自体が、そこまで古くありませんのでほぼ大丈夫かと思いますが、古い機種を使用されている方はご注意ください。

「WiMAX2+」が問題の場合

「WiMAX2+」が問題の場合

「WiMAX2+」自体に問題がおきている場合もあります。

通信障害がおきている

今まで利用出来ていて、急に圏外になった場合は、プロバイダーの設備に障害が起こった可能性もあります。

障害情報は各プロバイダーのホームページ内に提供されていますので、確認してみると状況がわかります。

電波干渉がおきている

最近は、身の回りに多くの無線を発するものがあります。

テレビもその1つですが、それ以外にも部屋の中の無線電話、電子レンジなど。

さらには、近所の家のWifiも電波干渉の原因の1つです。

Wifiにはいくつかのチャンネル(無線の周波数)がありますが、同じチャンネルを近くで使用すると干渉が起こってしまいます。

通常は、Wifi機能が自動でチャンネルを選択してくれるので、気にする必要はありませんが、電波干渉の可能性がある場合は、手動でチャンネルを切り替える必要があります。

すぐにできる対処法

すぐにできる対処法

いろいろな問題に関して、どのように対処したらいいか例を書いておきます。

確実にアクセスできるサイト(google など)にアクセスする

接続の確認をしている場合は、目的のサイトではなく、Googleのような一般的なサイトにアクセスして、接続が正常かどうかを判断してください。

Google自体が障害などでアクセスできないケースはほぼありませんので、Googleにアクセスできない場合は、インターネット接続の問題と判断できます。

通信環境の良い場所に移動する

高層ビルが立ち並ぶ街中、鉄筋の建物の中、地下街などは近くに基地局があっても電波が届きにくい場所です。

スマホの電波は届いても「WiMAX2+」の電波が届かないこともあります。
特に「WiMAX2+」の電波は建物の裏側には回り込むことが不得意なのでビルの表と裏で状況が変わったりします。

一番手軽な方法は、ルーターのバー表示(電波表示)を見ながら歩き回ってみましょう。

もしかしたら、状況が改善できるかもしれません。

特に、街中の場合は高層ビルが影響している可能性大なので、反対側に移動してみると状況が違うかもしれません。

他のパソコンやスマホでつながるかを試す

別のパソコンやスマホがあれば、それを同じWifiに接続して、インターネットへの接続を確認してみてください。

別のパソコンやスマホは正常に接続できるのであれば、問題はもとのパソコンやスマホで、「WiMAX2+」のデータ端末側ではありません。

ご自分のパソコンやスマホをチェックしてください。

別のパソコンやスマホでも同じように、インターネットに接続できない場合は、「WiMAX2+」のデータ端末側の問題となります。

パソコンやスマホをつなぎ直す

パソコンやスマホは、「WiMAX2+」のデータ端末(ルーター)にWifi経由で接続されています。

このWifi接続に問題がある場合もありますので、パソコンやスマホを再起動してWifiをつなぎ直してみましょう。

ウイルスソフトをチェックしてみる

これは先ほども書きました。

ウイルスソフトは、予期しない動作をすることがあるので設定が変更されていないかも含めチェックしてみてください。

ルーターを再起動してみる

今まで普通に使えていたのに、急に圏外になった場合はルーターに問題が発生している可能性があります。

このような場合は、ルーターを再起動してみましょう。

再起動は電源OFF→ONで簡単にできます。

再起動で改善する場合もかなりあります。

これで改善した場合は故障ではないので、そのまま使っていただいて問題ありません。

また、ルーターには最新のファームウェアがプロバイダーから提供されていることもあるので、ホームページをチェックしてみてください。

もし提供されていれば、更新すると改善することもあります。

ただし、これはルーターなどの取扱に慣れている人向けです。

あくまでも実施は自己責任でお願いします。

ソフトやアプリの設定を見直してみる

これも先ほど書きました。

会社や出張先などで特別の設定をする必要があった場合などは、要注意です。

特に海外出張などでは、帰国するまで時間があったりするので設定を変更したことを忘れたりします。

通信モードを5GHzに切り替える

Wifiには、2.4GHzと5GHzという2種類の無線周波数があります。

通常は2.4GHzを使用しており、正常に接続できる場合は変更の必要はありません。

ただし、電波干渉が予想される場合には、周囲の機器が使用しているであろう2.4GHzではなく、5GHzに切り替えることで電波干渉がなくなり、正常に接続できる場合もあります。

この場合、接続するスマホやパソコンも5GHzに対応している必要があります。

対応していないと、いくらデータ端末(ルーター)を変更しても接続できません。

参考に、5GHzを使用するための設定変更の方法を書いておきます。

Wシリーズの設定方法

W05では、タッチメニューの「設定」>「通信設定」>「Wi-Fi設定」より設定可能です。

ただし、2.4GHzと5GHzは同時に使用することは出来ません。

WXシリーズの設定方法

W05では、タッチメニューの[設定]→[LAN側設定]→[Wi-Fi設定]で「5GHz(屋内)」を選択してください。

ただし、2.4GHzと5GHzは同時に使用することは出来ません。

障害情報をチェックしてみる

今まで利用出来ていて、急に圏外になった場合は、プロバイダーの設備に障害が起こった可能性もあります。

障害情報は各プロバイダーのホームページ内に提供されていますので、確認してみると状況がわかります。

それでも解決しない場合は、サポートへ連絡

それでも解決しない場合は、サポートへ連絡

圏外などの状況が継続的に起こるのであれば、プロバイダー窓口に連絡して相談しましょう。

その場合は、今までやってみたことを説明できるように整理してから電話すると相談もスムーズに進むと思います。

連絡するときにメモしておくといいことリスト

次のような項目を事前に確認してから連絡すると対応がスムーズに進むと思われます。

・各プロバイダーの個人用のページで
・契約者氏名(カナ)
・識別用番号(電話番号)
・ICCID(下12桁)
・いつから、どのような状況になっているのか
・それはずっとだめなのか、時々だめなのか
・やってみたこと(電源のOFF→ON、場所の移動など)

まとめ

今回は「WiMAX2+」を利用している場合に、うまく接続できないときにどんな対応をしたらいいかを説明してきました。

無線は便利な反面、何が起きているのかを判断しにくいことがありますので、ここに書いた内容を見ながら、どこに原因があるかを切り分けて行ってください。

ただし、ここに書いてあるのは主な現象なので基本的な確認をしても解決できない場合は、やってみたことを整理して、カスタマーサポートに相談することが早道です。